今回は、駐車場の目地についてお話したいと思います。
駐車場のコンクリートには何故目地をいれる必要があるのでしょうか?
特に駐車場のような広い範囲(おおよそ10平米以上)のコンクリートを打つ場合は目地は必要です。
それはコンクリートの性質上、温度変化によりコンクリートが膨張・収縮するからです。
コンクリートは夏の暑い時期に膨張し、冬は温度が低いため収縮します。
例えば、長さ10mのコンクリート部材が10°上昇すると約1mm膨張する計算になります。
その為、目地が必要な理由はコンクリートのひび割れや欠けを防いだり、温度や湿度、経年による部材の膨張や歪みを調整する目的などがあります。
では駐車場コンクリートの目地にはどんなものがあるのでしょうか?
・砂利目地
・伸縮目地
・石目地
・レンガ・インターロッキング目地
・タイル目地
・植栽目地(タマリュウ等)
ざっとあげただけでもこれだけあります。
それぞれメリット・デメリットがあるのですが、コストと機能のバランスが比較的とれているのが伸縮目地です。
伸縮目地とは、黒いスポンジ目地のような素材を入れる事で、コンクリートの膨張や収縮を吸収します。
今回は、弊社でよくご提案させて頂いている伸縮目地商品をご紹介させて頂きます。
・ゆとり伸縮目地
ゆとり伸縮目地のご紹介です。コンクリートを打つ際、予め伸縮目地をモルタルで部分固定し設置しておきます。
伸縮目地設置後、土間コンクリートを打設します。コンクリート打設後、1週間程の養生期間(季節により養生期間は前後します)の後、車両がはいれるようになります。今回の商品は、伸縮目地上部のキャップと固定素材との間に隙間がなく車両がのっても割れにくくなっています。固定素材は瀝青繊維質で高度があり少量のモルタル部分固定で設置が可能です。こちらの伸縮目地は3種類ありますが、弊社では以下の写真と同型のE型をお勧めしております。カラーバリエーションは5種類あり、黒(B))・グレー(G)・グリーン(M)・レンガ(R)・ブルー(A)となっております。伸縮目地の色を目立たなくしたい場合は、コンクリートの色に近い「グレー」、目地を少し目立たせたい場合は黒がお勧めです。
伸縮目地をコンクリートの中に適度な間隔(3m位)入れる事で、コンクリートのひび割れ対策を行います。
今回は、駐車場のコンクリートの膨張・伸縮に対応した伸縮目地のお勧め商品をご紹介しました。
次回ブログも随時更新していきますので是非ご覧ください。
<ゆとり伸縮目地の主な特徴>
詳しくは取り扱いメーカーホームページをご覧ください。詳細はこちら。カタログ:ゆとり エクステリア Vol.14
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